結婚詐欺・恋愛詐欺
近年増加の一途をたどっているのが結婚詐欺、恋愛詐欺です。
ここ近年は結婚詐欺による殺人まで起きています。
恋愛詐欺は、普通の出会いのパターンで始まります。
騙されているほうは、普通に恋愛をしているつもりですが、恋愛詐欺師のほうは違います。
出会いから、相手の生活状況や仕事内容、貯金状況を探っています。
実際、出会いの場面で相手のことを知ることは当然ですので
収入面や生活環境をいかにも恋愛をしている中で自然に聞き出します。
また、大金を持っていなくても構わないのです。
むしろ、普通に普通に働き、貯金している人の方が狙われます。
恋愛感情に付け込み、最初は、少額の金額から徐々に大きい金額を騙し取ろうとします。
気づいた時には総額で数百万取られているのです。
そのころになると、騙された方はお金が無くなり、お金の切れ目が縁の切れ目とばかりに
騙した方は、別れの方向にもっていったり、又は自然消滅を図ろうとします。
気づいた時には遅い！結婚詐欺
結婚詐欺師の獲物を物色する場所として、婚活イベント、結婚相談所、お見合いパーティーなどの場や
mixiやFacebookやなどのＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）出会い系サイトがあります。
婚活の場やＳＮＳで婚活をしている人を結婚詐欺師はターゲットとして狙います。
結婚詐欺とは、恋愛感情や結婚願望につけこみ、悪意をもって金品を詐取することです。
仲良くなって「結婚」を意識し始めた時にお金の話が出てきます。
騙された側は、その時には信用しきっているので簡単にお金をお渡してしまい
楽しいひと時が終わった時には、お金を吸い取られています。
結婚詐欺は刑事事件として立証するに当たり非常に難しくなってくるのは
「最初から騙す意思があったかどうか？」という点です。
普通に恋愛していても、お金がいる場面があっても不思議ではありません。
ですので、家族同然の関係になっていると親身になりお金を渡すことに抵抗も薄れます。
また、任意で払ってることがほとんどで、脅されたり・無断で取っていないので
結婚詐欺は刑事事件としては扱うことが難しくなってしまいます。
恋愛・結婚詐欺の代表的な手口
「結婚前に清算しなければならない借金がある」
「結婚を機に独立するつもりなので開業資金が必要だ」
「株や先物取引で失敗して金が必要」
などと偽り、多額の金品を騙し取る。
また、これと同様にクレジットカードやサラ金カードを相手に渡してしまい
多額の借金を背負ってしまう被害や金を渡した相手と連絡が取れなくなり
後で被害を受けたと発覚するケースがよくありなす。
男性もですが、女性が被害者になることも多いです。
問題のお金に関しても、結婚する相手や、恋愛している相手から、借用書をとる人は現実にいないでしょう。
ですので、金銭の詐取があったかどうかも、証明できにくい面があるのです。
巧みに人の心をもて遊び、非常に知能犯ですが、このような相手たちにも死角はあります。
金銭詐取の証明等を、行う手法もあります。
お金だけでなく、身体も心まで弄ぶ詐欺師を絶対に許してはなりません。
また、女性が、詐欺師の場合では、妊娠詐欺というものがあります。
妊娠もしていないのに、、妊娠したと堕胎の費用から生活費や休職費用等を請求してくるものです。
そして結婚している男性もターゲットになり不倫という関係の場合には
奥さんにばらされたくないという事情もあり相手の言いなりになってしまうケースも多いです。
しかし、恋愛をする時に詐欺かもしれないと疑いながら恋愛をする人は少ないですし
親近感が生まれている時にはなおさら、結婚詐欺・恋愛詐欺とは考えていないでしょう。
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